「ここはどこ?」
私の視界は暗い。布で目隠しされているのだろうか。
腕を動かそうにも、縄、いや拘束具のせいで、まともには動かせない。
「目が覚めたか」
低い声で言われる。
「お前は君島太一を呼び出す餌として使う」
「餌?」
「そうだ。君島太一が裏切ったせいで俺たちは少年院にぶち込まれ、そのまま犯罪者という烙印を押されてしあったんだ。あいつはぼこぼこにしないと気が済まない」
まさか、光をさらった人たち?
あの時は太一君が警察に通報に通報したと言っていた。
その復讐という事か。
せっかく少年院から出られたのに、愚かだと思う。
いま私の命は握られてるから、口が滑っても言うつもりはないけれど。
太一君に来て欲しいけど、来てほしくない。
こんなのどうせすぐに警察に捕まるのだ。



