「夢、帰ったぞ」
俺は家に入り、台所へと声を向けて出す。
しかし、返事はない。
一体どうしたんだ?
台所に行くも、誰の影もない。
メッセージには『今から帰ります』という物が入っている。
明らかにおかしい。今の時間、夢が家に帰ってないとおかしい。
「夢!」
俺が叫ぶと、メールが入った。
『夢という少女はさらった。返してほしければ空き倉庫に来い。警察には伝えるなよ』
そんなものだ。
誘拐か、と思うが、別に要求は書いていない。
怨恨か。
もしかしたらあいつらかもしれない。俺が警察に突き出した。
「夢がやばい」
俺はすぐに家を飛び出し、夢の元へと向かう。



