そして私と先輩は今カラオケに行く。
なんだか、授業を抜け出すのに慣れてきてしまった。
一度サボったんだから、何度サボっても同じでしょ、みたいな最悪な思考になってきているのだ
とはいえ、先輩と一緒にカラオケに行くという選択肢を取ったのは、私自身だから、人のせいになんてできないのだけど。
「そう言えば聞いたんだけどさ、今までずっと皆勤賞だったの?」
「はい」
今までずっと学校を休んだことはなかった。
「じゃあ、この前誘っちゃったの申し訳なかったな」
「それを言うなら、今の状況こそが、だと思うのですけど」
「それは言えてるね」
そう、豪快に笑う先輩。
「じゃあ、歌おうか」
そう言ってくれる先輩に、私は「そうですね」と、答えた。
カラオケに行くのは久しぶりだ。



