メキシコの国立病院で、れっきとしたAI手術を受けさせた
無論合法である
その時は
右から左
なすがまま なされるがままだった
「最低限のAIで、ちゃんと大丈夫なように
なるべく、障害なんかが残らなければなお良く」
僕が自己主張したのはそのくらい
そしたら医者やなんかが、
「成長係数はどうなさいますか?
通常
背が高め
痩せやすい方 とか」
!!
変な事を言ってくると思った
「あははは」
思わず笑ってしまった
多少持ち直して
「勉強 しなきゃダメですか?」
僕がそう問うと
年配の看護師が
「あははは
今からじゃちょっとね
でもざっと
ああ私は
この病院のAI治療認定看護師
ドクターほどじゃないけどAI治療に詳しいと思っていて欲しい」
「あ よろしくお願いします」
彼女は、親身になって相談に乗ってくれた
人種(肌の色)
年齢(大人なのか未だ子供なのか)
それぞれ必要なAI治療も選択肢があるらしい
予算なんかも
僕は
愛也に障害が残るのなら「背は普通」で
もしそうで無いのなら「少し高め」
と言った
言ってみた
「オーケーお楽しみに」
結果手術は成功
「ドクター曰く大成功らしいですよ
はいコレ」
そう言って例の看護師がファイルを渡して来た
「こっちがデータってヤツ
書面の方は英語とフランス語、スペイン語表記…
データの方は何でも有りだと思う
日本語? ええ有ると思うわよ
AI手術っていうのは、こういうの出さなきゃいけなくて
どこがどういうAIで、扱った世代とか詳しく
まあ健康診断書みたいなものね
ああ
有る有るジャパニーズ」
看護師がコンピューターをクリックしながら言った
僕は書類とUSBデータみたいなものを受け取った
「ジャパニーズ プリントアウト?」
等と遠くから言って来たので
「イエス」
と答えた
控室で日本語の診断書に目を通した
(うーん)
帰ってじっくりの方がいいかな
僕は安宿で
莉音にメールした
[AIって
背とか選べるの?]
莉音から
[僕は確か「低め」かな 心臓に負担がかからないため
ってちゃんと両親が
柏木君?
何か有った?]
時計(時差)と国際電話の価格表を見た
[莉音
電話していい? 今]
[OK]
「トゥルル…あっ柏木君! 久しぶり!!」
「小島
実は」
「今どこ?」
「メキシコ」
「…んん」
「実は色々あって息子がAI手術を受けました」
「へえー
前の追われている感じは治った?
僕の国際電話って割と堅固だから」
「うーんわーた」
「それだけ?」
「ハイ」
「じゃあ」
「値段も高いので切ります」
「オーケー」
話は2〜3分
手短に済んだ
莉音は医療のプロだ
AIの気持ちだって分かる
これから何か悩んだとしても
と
ふと思った
大丈夫
大丈夫
何度も
無論合法である
その時は
右から左
なすがまま なされるがままだった
「最低限のAIで、ちゃんと大丈夫なように
なるべく、障害なんかが残らなければなお良く」
僕が自己主張したのはそのくらい
そしたら医者やなんかが、
「成長係数はどうなさいますか?
通常
背が高め
痩せやすい方 とか」
!!
変な事を言ってくると思った
「あははは」
思わず笑ってしまった
多少持ち直して
「勉強 しなきゃダメですか?」
僕がそう問うと
年配の看護師が
「あははは
今からじゃちょっとね
でもざっと
ああ私は
この病院のAI治療認定看護師
ドクターほどじゃないけどAI治療に詳しいと思っていて欲しい」
「あ よろしくお願いします」
彼女は、親身になって相談に乗ってくれた
人種(肌の色)
年齢(大人なのか未だ子供なのか)
それぞれ必要なAI治療も選択肢があるらしい
予算なんかも
僕は
愛也に障害が残るのなら「背は普通」で
もしそうで無いのなら「少し高め」
と言った
言ってみた
「オーケーお楽しみに」
結果手術は成功
「ドクター曰く大成功らしいですよ
はいコレ」
そう言って例の看護師がファイルを渡して来た
「こっちがデータってヤツ
書面の方は英語とフランス語、スペイン語表記…
データの方は何でも有りだと思う
日本語? ええ有ると思うわよ
AI手術っていうのは、こういうの出さなきゃいけなくて
どこがどういうAIで、扱った世代とか詳しく
まあ健康診断書みたいなものね
ああ
有る有るジャパニーズ」
看護師がコンピューターをクリックしながら言った
僕は書類とUSBデータみたいなものを受け取った
「ジャパニーズ プリントアウト?」
等と遠くから言って来たので
「イエス」
と答えた
控室で日本語の診断書に目を通した
(うーん)
帰ってじっくりの方がいいかな
僕は安宿で
莉音にメールした
[AIって
背とか選べるの?]
莉音から
[僕は確か「低め」かな 心臓に負担がかからないため
ってちゃんと両親が
柏木君?
何か有った?]
時計(時差)と国際電話の価格表を見た
[莉音
電話していい? 今]
[OK]
「トゥルル…あっ柏木君! 久しぶり!!」
「小島
実は」
「今どこ?」
「メキシコ」
「…んん」
「実は色々あって息子がAI手術を受けました」
「へえー
前の追われている感じは治った?
僕の国際電話って割と堅固だから」
「うーんわーた」
「それだけ?」
「ハイ」
「じゃあ」
「値段も高いので切ります」
「オーケー」
話は2〜3分
手短に済んだ
莉音は医療のプロだ
AIの気持ちだって分かる
これから何か悩んだとしても
と
ふと思った
大丈夫
大丈夫
何度も



