『来ないなら…取りに行っちゃおっかなぁ。』



『は?』



めぐみ先生…?



仰ってる意味がよくわからないんですが…



本能的に身の危険を察知した俺は、備品台帳を盾にまた一歩、後ずさった。



『あたしね…』



カチャ…



『え…っと…』



めぐみ先生は後ろ手に鍵を閉めると、俺との距離をジリジリと縮めてきた。



『逃げられると…』



ま…まさか…



この展開は…



『追いたくなっちゃうの!!ウフッ★』



『えぇ~!!』