真夏の一夜は恋の始まり

雨はどんどん強くなっていき、止む気配もない
私はとりあえずどうぞと言って大一を家に招き入れた
びしょ濡れな私達
タオルを渡した私は、風邪ひくんでシャワーどうぞと言ってシャワーを進めた
大一は大丈夫と言って遠慮していたけど、風邪をひかれたら困りますと言って押し込めるようにシャワーを浴びさせた
その間に脱いだ服を乾かそうとしたけれど、びしょびしょに濡れて乾きそうもなかった為、服を乾かす間だけ弟の稔の服を着てもらうことにした
弟の稔はまだ帰っていない
今日は彼女とデートだと言っていた
全然考えていなかったが今はこの家に2人きりだ
私は意識したら急に緊張してきてしまった
「雨やまないね」
私は若干緊張しながら声を絞り出すように言った
「そうだね。とりあえず服が乾いたら帰るよ」
えっもう帰るの?私は思わず口に出して言いそうになった
何か意識すると緊張するし、ドキドキしてきた
もう何回も会ってデートしてるのに、2人きりの空間は今だに緊張するとか私は中学生かと自分にツッコミをいれたくなった
「と、とりあえず何か飲む?」
私はお茶を淹れることにした