真夏の一夜は恋の始まり

「送ってくれて有難う」
お礼を言って大一と離れようとした
「花凛」
咄嗟に腕を掴んで引き寄せられる
ぎゅーっと強く抱きしめられた 
「大一どうした?」 
私は胸に蹲りながら不思議そうに訊ねた
「ごめん。つい離れがたくて」 
そう言って大一はまた私をギュッとする
大一が離れ難いとか珍しい
「私も離れ難いけど、明日は仕事だから」
また連絡するね。と言ってチュッとキスをした
「ごめん。また」と言って大一は私を解放した
 
大一がまだ何か言いたそうだったけど、私には分からなかった