真夏の一夜は恋の始まり

顔を見なきゃこれくらい言える。そう言ったけどやっぱり照れているようだ
「はい。大一だけ見てる。どこにも行かないよ」
クルッと回って私は応えた
どれ程勇気を出して言ったんだろう
私は愛しさが込み上げてきて自分から大一にキスをした
「ちょっちょっと待って、キスしたらやばいかも?」
咄嗟に大一はキスを静止する
「やばいって、、?あっ」
成程。それはそういうやばいか
理解するのに数秒かかった
「していいならするけど?」
大一は凄い言いにくそうに言葉を発した
部屋に来たいって言ったのは私だし
私も大一を抱きたいとか、女の私が言ったらはしたないって思われそう
「して大丈夫です」
この言葉のチョイスは正解なのか?それとも色気のなさ丸出しなのか
こういう気持ちを伝える時はどう言うのが正解なんだろう?

了解。私達はお互い笑ってキスをした
そしてそのままベットに倒れ込んだ

「2人だけの空間はそういう事したくなると困るので、部屋に呼ぶの避けてたっていうのが本音です」
ああそっか。だから私は呼ばれなかったのか
「あー。大丈夫です。呼んでも」
やっぱり私ははしたないかも
でも、自分の気持ちは誤魔化せない

言わなきゃ分からない
言われないと伝わらない
本当の気持ちは言葉にしないと伝わらない

いっぱいキスして、いっぱい抱き合って、私達は結ばれた