「わかったよ・・・約束する。じゃあ、俺からも約束していい?」

『なに?』

「俺、3年部じゃなくて2年部だから明日美がどういう状態かとか分からないんだよ。だから、つらいときとか、悩みがあったら話してほしいんだ。」

『うん・・・・。』

「悩みに答えられるかどうか分からないけど、できることだけはするよ。」

『お兄ちゃん・・・ありがとう。』

「ごめんな。」

『私こそ・・・ごめん。』


お兄ちゃんは仕事で手一杯だと思っていたけど・・・私のことも考えてくれていたんだ。

私はそれがとてもうれしかった。