『はぁ・・・なんであんなこといっちゃったんだろう・・・・。夕飯のとききまずいな~』

私は独り言をいっていた。


私はお兄ちゃんの帰りを待っていた。
お兄ちゃんといっても、本当の兄っていうわけでもない。

だた、幼なじみの神崎 裕也の呼名。

両親が普段いない私と一緒にいてくれる。
だから、いつも淋しくない。


でも、今日はあんなこといってしまったから・・・どうすればいいんだろう・・・・。



ガチャ


玄関のドアが開いた。


「ただいま~。」


お兄ちゃんが帰ってきたのだ。

『・・・・・。』

「あぁ、夕飯できてたんだ。」

『・・・・・』