Ｐｕｒｅ Ｈａｒｔ

私は相談室をでていった。

途中でお兄ちゃんに会った。


「よぉ、テストできた？」

『・・・微妙。』

「結果は・・・採点してからのお楽しみ♪」

『神崎先生もそんなこというの？！』

「だってそうじゃん♪」

『先生っていやな職業だよね。そんなこと生徒にいうなんてさ。』

「はっ！？なに急にそんなこと言うんだよ。」

『別に～。あっ、私先に帰ってるから。』

「ん？分かった。」


私は少し歩くと、お兄ちゃんが追ってきて

「夕飯よろしく♪」

と小声でいった後、職員室に入っていった。


・・・そういうところがかわいいんだよね。