玄関のところまで来ると『鈴木蓮』がいた。
待ってたのか?
「匠先生、鈴華は」
「ごめん、緊急のオペがあってまだ何も動けてない」というか、ほんとはすっかり忘れていた。
とりあえずコンビニまで歩きながら話をした。
どうも『西園寺鈴華』はもともと身体が弱く、再発しての入院のようだった。
「彼女の両親に反対されて会わせてもらえない…せめて少しでも話せたら、いや一目でも会えたら、俺が連れ回して悪化したのなら謝りたいし、元気を付けたいんです」
そもそも何の病気かも判らないし、面会謝絶なら退院も直ぐには無理だろう。
聞くと今日は一日病院にいたらしいが、仕事があるから当たり前だが毎日は無理なようだ。
会えるなら休みを取ると言っている。
仕事が終われば毎日でも来るとも言っている。
とりあえず連絡先を聞いて別れた。
今日、由佳が緊急入院した。
うちの病院だったから良かったけれど。
重傷じゃなかったから良かったけれど。
俺は由佳とは家族ではない。
もし、重傷でうちの病院じゃなかったら…。
コンビニで大量の食料を買って、由佳の病室に戻った。
このままではダメだ。
何とかしないと。
待ってたのか?
「匠先生、鈴華は」
「ごめん、緊急のオペがあってまだ何も動けてない」というか、ほんとはすっかり忘れていた。
とりあえずコンビニまで歩きながら話をした。
どうも『西園寺鈴華』はもともと身体が弱く、再発しての入院のようだった。
「彼女の両親に反対されて会わせてもらえない…せめて少しでも話せたら、いや一目でも会えたら、俺が連れ回して悪化したのなら謝りたいし、元気を付けたいんです」
そもそも何の病気かも判らないし、面会謝絶なら退院も直ぐには無理だろう。
聞くと今日は一日病院にいたらしいが、仕事があるから当たり前だが毎日は無理なようだ。
会えるなら休みを取ると言っている。
仕事が終われば毎日でも来るとも言っている。
とりあえず連絡先を聞いて別れた。
今日、由佳が緊急入院した。
うちの病院だったから良かったけれど。
重傷じゃなかったから良かったけれど。
俺は由佳とは家族ではない。
もし、重傷でうちの病院じゃなかったら…。
コンビニで大量の食料を買って、由佳の病室に戻った。
このままではダメだ。
何とかしないと。



