医者「上條さんは一命を取りとめました。」

ホッ

良かった。


医者「ですが、銃弾が当たった場所がギリギリでいつ目を覚ますか分からない状態です。もしかしたら、これから一生目を覚まさないかもしれません。上條さんのそばにいてあげてください。」

「「「「はい...」」」」

初奈がいる病室へと案内された。

ベッドで眠る初奈は穏やかな顔をしていた。

どうしてだよ。初奈。

どうして俺を庇ったんだよ。