斎「俺たちからは詳しく言えないが、初奈は元々刻龍の姫だ。俺たちが初奈を責めたせいで、刻龍の姫を辞めた。俺たちが言えるのはここまでだ。あとは、初奈から聞いてくれ。」

『そうか。』

羚「翔。どうするんだ。」

『お前らはどうしたい。』

羚「俺は、お前の判断に任せる。」

羚が言った。

光希「僕も。それは総長の翔が決めることだよ。」

いつも明るい光希が珍しく真剣な表情で言った。

澪「僕もです。僕たちの総長は翔なんですから。」