家の中はほとんど変化がなく、床に落ちたものはなにもないようだった。 お母さんも驚いていて、 「落ちたもの一個もないのよ」 と信じられないと言うような口ぶりだった。 私はその時初めて、東北人の地震対策の万全さを実感した。 (のちに友人の家の話を聞いても、ほとんど同じような状況だったらしい。)