あなたの帰りをずっと待っている



そこからの帰り道は、あまりよく覚えていない。


けれど、私たちはいつもの近道を通るのをやめて、

大通りに近い、人通りが多い道をその日は帰ることにした。



やはり、街は廃墟のように静まり返っていて、

スーパーにも、コンビニにも、道路にも人影や車はなかった。