ここにいる私たち以外のすべての人間が消えてしまったのかと思うほど、 静寂に包まれていた。 我々は、互いの存在を確かめ合いながら、歩いて帰った。 その当時、遠方から来ている学生のほとんどが自転車通学をしていたから、 自転車で帰ってもよかったものだけれど、 なぜか私たちはその日は歩いて帰った。