「津波にさらわれた人たちを海に潜って捜索してた時に、 千秋を見つけたんだって。」 「え...」 「うん、でもね、色んなものが流されてしまっていて、 判別できるものは、服と腕時計しかなかったって。」 お母さんとお父さんは、あの日お兄ちゃんを探しに行った時に、 遺体安置所の警察官にその説明を受けていたらしい。