(なるほど……遥臣さん、清香さんからだけじゃなくて、ほかのスタッフさんからも言い寄られたりしていたんだろうな)
夫のモテっぷりを改めて実感していると堀田は美琴の左手を見てにんまりした。薬指には急ごしらえで用意した結婚指輪が光っている。
「でも、あのパーティーあと先生の希望ですぐに入籍したって聞いて驚いたわ。まあ、こんな綺麗で気の利く女性、逃したくない気持ちはわかるけれど」
「……恐れ入ります」
堀田の気遣いに笑顔で返す。彼女の話では、美琴は遥臣の妻として病院内で認知され、好意的に受け入れられているという。どうやらパーティでの立ち回りが功を奏したようだ。
(智明さんも諦めてくれたみたいだし、結婚してよかった)
智明にはこちらから電話し、遥臣との結婚を報告した。彼は『そう、残念だな』と驚くほどあっさり納得してくれた。
遥臣には智明から接触されたらすぐに教えるように言われてるが、その後なんの連絡もない。
今のところすべてがうまくいっている。美琴は胸を撫でおろしていた。
「今日もみこっちが、みこっちじゃないみたいー」
デイルームでテキストを開く美琴の横で陽菜は頬杖をついた。
夫のモテっぷりを改めて実感していると堀田は美琴の左手を見てにんまりした。薬指には急ごしらえで用意した結婚指輪が光っている。
「でも、あのパーティーあと先生の希望ですぐに入籍したって聞いて驚いたわ。まあ、こんな綺麗で気の利く女性、逃したくない気持ちはわかるけれど」
「……恐れ入ります」
堀田の気遣いに笑顔で返す。彼女の話では、美琴は遥臣の妻として病院内で認知され、好意的に受け入れられているという。どうやらパーティでの立ち回りが功を奏したようだ。
(智明さんも諦めてくれたみたいだし、結婚してよかった)
智明にはこちらから電話し、遥臣との結婚を報告した。彼は『そう、残念だな』と驚くほどあっさり納得してくれた。
遥臣には智明から接触されたらすぐに教えるように言われてるが、その後なんの連絡もない。
今のところすべてがうまくいっている。美琴は胸を撫でおろしていた。
「今日もみこっちが、みこっちじゃないみたいー」
デイルームでテキストを開く美琴の横で陽菜は頬杖をついた。



