それだけでも落ち着かないのに、玄関を開けた途端後ろから抱きしめられて『今日から、俺の部屋で寝て?』と色気がたっぷりにささやかれたら瀕死状態だ。
美琴とて大人の女だ。彼がなにを言いたいのかくらいは理解できるし、もちろん嫌でもない。
(遥臣さんの部屋に行ってた方がいい?でも掃除でしか入ったことないし、なんか待っているのも意識しすぎな気がするし……実際意識してるんだけど)
恋愛経験はほぼゼロのため、どうしていいかわからないのだ。
(そうだ、こんな時はお笑い動画を見て気を紛らわせよう……!)
美琴はすがる思いでテーブルの上のタブレット端末に手を伸ばす。ここ最近、いろいろあって見逃していた配信を見るため、登録チャンネルを開いた。
「だめ」
「わっ!」
急に背後から声がして、驚いてタブレットを落としそうになる。そこには風呂上がりの遥臣が立っていた。
「は、遥臣さん……早いですね」
「急いで出てきたからね。なんの動画?」
遥臣は美琴の隣に座ってタブレットを覗き込む。そこには玉ねぎクランチの配信動画のサムネイルが表示されていた。
美琴とて大人の女だ。彼がなにを言いたいのかくらいは理解できるし、もちろん嫌でもない。
(遥臣さんの部屋に行ってた方がいい?でも掃除でしか入ったことないし、なんか待っているのも意識しすぎな気がするし……実際意識してるんだけど)
恋愛経験はほぼゼロのため、どうしていいかわからないのだ。
(そうだ、こんな時はお笑い動画を見て気を紛らわせよう……!)
美琴はすがる思いでテーブルの上のタブレット端末に手を伸ばす。ここ最近、いろいろあって見逃していた配信を見るため、登録チャンネルを開いた。
「だめ」
「わっ!」
急に背後から声がして、驚いてタブレットを落としそうになる。そこには風呂上がりの遥臣が立っていた。
「は、遥臣さん……早いですね」
「急いで出てきたからね。なんの動画?」
遥臣は美琴の隣に座ってタブレットを覗き込む。そこには玉ねぎクランチの配信動画のサムネイルが表示されていた。



