戸惑いの隠せない父と母。無理もない。縁が切れたはずの娘の元婚約者がビシッとしたスーツ姿でいきなり訪ねてきたのだ。なぜこの家を知っているかも疑問だろう。それは、美琴に何かあったときのためにここの住所を教えていたからだが。
(今日の夕方帰るって書置きしてきたはずなのに……遥臣さんどうしちゃったの?)
美琴は当惑を超えてパニックだ。
古い座卓で両親を挟み、彼の横に座っている状況も落ち着かない。まるで彼氏が結婚の挨拶をしにきたようなシチュエーションになってしまっている。
「今日はご両親にお願いがあって伺いました」
遥臣は言葉を切ると、再び頭を下げた。
「美琴さんとの結婚、お許しいただけないでしょうか」
「……えぇっ⁉」
とうとう美琴は声を上げた。
「待ってくれ、遥臣君、どういうことか話がまったく見えないんだが。美琴との婚約はとっくの昔に解消されたはずだが」
もっともな疑問をぶつける父。遥臣はゆっくり顔を上げた。
「少し前に偶然再会して、今は一緒暮らしています。ご両親の許可も得ず申し訳ありません」
(なんでそんなことまで⁉)
あまりの驚きに思わず腰を浮かす美琴。
(今日の夕方帰るって書置きしてきたはずなのに……遥臣さんどうしちゃったの?)
美琴は当惑を超えてパニックだ。
古い座卓で両親を挟み、彼の横に座っている状況も落ち着かない。まるで彼氏が結婚の挨拶をしにきたようなシチュエーションになってしまっている。
「今日はご両親にお願いがあって伺いました」
遥臣は言葉を切ると、再び頭を下げた。
「美琴さんとの結婚、お許しいただけないでしょうか」
「……えぇっ⁉」
とうとう美琴は声を上げた。
「待ってくれ、遥臣君、どういうことか話がまったく見えないんだが。美琴との婚約はとっくの昔に解消されたはずだが」
もっともな疑問をぶつける父。遥臣はゆっくり顔を上げた。
「少し前に偶然再会して、今は一緒暮らしています。ご両親の許可も得ず申し訳ありません」
(なんでそんなことまで⁉)
あまりの驚きに思わず腰を浮かす美琴。



