授業が終わって廊下に出ると真っ黒な綺麗な髪をしていて身長が180cmはありそうな中谷凛を見かけた。横顔だけだけど鼻は高くて綺麗なピンク色の唇が目に入る。彼は無愛想ででもそこが女子にはいいらしく普通にもてる。
まぁ、決して叶わない恋だ。中谷さんとは一回しか話したことがない。
昔、学校のことを悩んでいた時の私に話しかけてくれた。彼にとってはどうでもいいことだったかもしれない。でも私にとってはヒーローみたいな存在だ。
「古川さん。担任が呼んでたよ」
「え、」
驚いて振り向けばそこには加瀬冬架がいた。
もしかしたら今私が中谷さんのことを見ていたのがバレてたかもしれない。いや確実にバレていただろう。加瀬冬架は私が中谷凛が好きだということを知っている。
「そっか。教えてくれてありがとう」
私は周りから加瀬冬架との関係がバレないように他人事のように礼を言った。
そして教室に入ろうとする。
「そんなに見ていたら周りからバレちゃうね」
「っ」
慌てて加瀬冬架の方を見るともう彼は歩いていて私は耳を手で当てる。
やっぱり見ていたんだ。
本当に最悪だ。私は正直に言うともうこれ以上弱みを握られたくない。加瀬冬架だけには。
その後は担任のとこに行った。
「話しって」
「え?何のことだ?先生は古川に話しなんてないぞ」
最悪だ。
「勘違いだったみたいです。すみません」
私は恥ずかしさで加瀬冬架にムカついた。いくらなんでも酷すぎる。こんなことしなくてもいいじゃん。
別に加瀬冬架の腹黒いという秘密をしってるだけだ。何の関係もない。それなのに、私は彼にどんどんはまっていってる。そしてどんどんどん底に落とされていく。
まぁ、決して叶わない恋だ。中谷さんとは一回しか話したことがない。
昔、学校のことを悩んでいた時の私に話しかけてくれた。彼にとってはどうでもいいことだったかもしれない。でも私にとってはヒーローみたいな存在だ。
「古川さん。担任が呼んでたよ」
「え、」
驚いて振り向けばそこには加瀬冬架がいた。
もしかしたら今私が中谷さんのことを見ていたのがバレてたかもしれない。いや確実にバレていただろう。加瀬冬架は私が中谷凛が好きだということを知っている。
「そっか。教えてくれてありがとう」
私は周りから加瀬冬架との関係がバレないように他人事のように礼を言った。
そして教室に入ろうとする。
「そんなに見ていたら周りからバレちゃうね」
「っ」
慌てて加瀬冬架の方を見るともう彼は歩いていて私は耳を手で当てる。
やっぱり見ていたんだ。
本当に最悪だ。私は正直に言うともうこれ以上弱みを握られたくない。加瀬冬架だけには。
その後は担任のとこに行った。
「話しって」
「え?何のことだ?先生は古川に話しなんてないぞ」
最悪だ。
「勘違いだったみたいです。すみません」
私は恥ずかしさで加瀬冬架にムカついた。いくらなんでも酷すぎる。こんなことしなくてもいいじゃん。
別に加瀬冬架の腹黒いという秘密をしってるだけだ。何の関係もない。それなのに、私は彼にどんどんはまっていってる。そしてどんどんどん底に落とされていく。
