振り向き律くんの顔を見た途端、涙が勝手に溢れてきた。
「律くん……僕、律くんに言いたいことがあるけれど、何から話せば良いのか分からない。気持ちを伝えた方が良いのか、ふたりの幸せを祝えば良いのかも分からない。本当は、祝いたくないよ」
「えっ、待って? 落ち着いて?」
律くんは僕の隣でしゃがむと、僕の背中をトントンとして、落ち着かせようとしてくれた。
「ごめんね、律くん」
「いや、謝る理由も分からないし、というか祝ってもらえるようなこと何もないし」
「だって、律くんは律くんのことが好きな女の子と……」
「いや、何もないし! 本当に俺、由希くん以外には興味がないから」
「本当に……?」
僕以外には興味がないと言われてほっとする。
「律くん……僕、律くんに言いたいことがあるけれど、何から話せば良いのか分からない。気持ちを伝えた方が良いのか、ふたりの幸せを祝えば良いのかも分からない。本当は、祝いたくないよ」
「えっ、待って? 落ち着いて?」
律くんは僕の隣でしゃがむと、僕の背中をトントンとして、落ち着かせようとしてくれた。
「ごめんね、律くん」
「いや、謝る理由も分からないし、というか祝ってもらえるようなこと何もないし」
「だって、律くんは律くんのことが好きな女の子と……」
「いや、何もないし! 本当に俺、由希くん以外には興味がないから」
「本当に……?」
僕以外には興味がないと言われてほっとする。



