「僕も律くんにお土産買えば良かったな。ごめんね」
「いや、謝らなくてもいいから。一緒の場所に行ったんだから、普通はお土産買わないだろ。俺はただ、由希くんに渡したくて買っただけだから」
「律くん、ありがとう! 僕も今度お土産買うね」
「ありがと。また明日な」
律くんはそう言うと、帰って行った。
――律くん、本当にありがとう。
向日葵の種を植えるのは来年かな? 畑にいっぱい咲いて、律くんと一緒に眺めている風景が浮かび上がる。ラベンダーのポプリは、今日枕元に置いて寝ようかな。律くんと一緒にラベンダー畑にいる夢を見そうだな。
全部に律くんが出演しているなと思いながら僕は、お土産をぎゅっと抱きしめた。
**
「いや、謝らなくてもいいから。一緒の場所に行ったんだから、普通はお土産買わないだろ。俺はただ、由希くんに渡したくて買っただけだから」
「律くん、ありがとう! 僕も今度お土産買うね」
「ありがと。また明日な」
律くんはそう言うと、帰って行った。
――律くん、本当にありがとう。
向日葵の種を植えるのは来年かな? 畑にいっぱい咲いて、律くんと一緒に眺めている風景が浮かび上がる。ラベンダーのポプリは、今日枕元に置いて寝ようかな。律くんと一緒にラベンダー畑にいる夢を見そうだな。
全部に律くんが出演しているなと思いながら僕は、お土産をぎゅっと抱きしめた。
**



