元々公園に備え付けられているテーブルにお皿や水筒、ご飯など色々並べると席に着いた。先に座っていると隣に律くんが座った。安倍くんと杉山くんは向かいに座る。袴田くんは肉焼き担当だからすぐ近くの焼き網の前でしゃがんでいる。紙皿にそれぞれ各自で持参したご飯を乗せると僕はその上にカレーをかけた。
そして落ち着いたタイミングでみんなに「うちで採れたミニトマトだよ」と説明してミニトマトを配った。みんなはすぐに食べてくれた。その時だった。
「あれ? 律、トマト食べれるようになったの?」と、袴田くんが律くんに尋ねた。袴田くんの言葉に僕は全身がビクッと反応した。
「えっ? もしかして律くんトマト苦手?」
「あっ、いや……」
律くんの手元にはもうミニトマトはない。食べたあとだった。そして僕の質問に戸惑っている様子だ。
「中学のサッカー部合宿の時、泊まったところでトマト出てきて、律、苦手って言ってて、俺食べてあげたじゃん」
「袴田、少し黙れ」
「別に言ってもいいじゃ~ん」
袴田くんは肉を焼き、ははっと笑いながら言った。
そして落ち着いたタイミングでみんなに「うちで採れたミニトマトだよ」と説明してミニトマトを配った。みんなはすぐに食べてくれた。その時だった。
「あれ? 律、トマト食べれるようになったの?」と、袴田くんが律くんに尋ねた。袴田くんの言葉に僕は全身がビクッと反応した。
「えっ? もしかして律くんトマト苦手?」
「あっ、いや……」
律くんの手元にはもうミニトマトはない。食べたあとだった。そして僕の質問に戸惑っている様子だ。
「中学のサッカー部合宿の時、泊まったところでトマト出てきて、律、苦手って言ってて、俺食べてあげたじゃん」
「袴田、少し黙れ」
「別に言ってもいいじゃ~ん」
袴田くんは肉を焼き、ははっと笑いながら言った。



