冷静を装っているけれど、嬉しさと緊張が心の中を支配していた。部屋に戻ると急いでデニムのパンツと黒いTシャツに着替え、財布をポケットに入れると外に出た。自転車にまたがり待つが、しばらくしても由希くんは家の中から出てこない。自転車をその場に停め、由希くん家のドアを軽くノックすると、由希くんがドアを開けた。
「遅くなってごめん。自転車久しぶりすぎるからカギが見当たらなかったの」
「あったの?」
「うん、あった」
由希くんはシマエナガのキーホルダーが付いた自転車のカギを見せてくれた。
そうして俺らは、花が売っているお店に向かった。
由希くんは俺の後をついてきていた。俺のスピードで進むとふたりの距離があくから、由希くんが急がないようにゆっくり進んだ。無事に店につき、自転車を停める。
「遅くなってごめん。自転車久しぶりすぎるからカギが見当たらなかったの」
「あったの?」
「うん、あった」
由希くんはシマエナガのキーホルダーが付いた自転車のカギを見せてくれた。
そうして俺らは、花が売っているお店に向かった。
由希くんは俺の後をついてきていた。俺のスピードで進むとふたりの距離があくから、由希くんが急がないようにゆっくり進んだ。無事に店につき、自転車を停める。



