その年にすぐ枯れてしまって、実のならなかったきゅうりの苗も「絶対に美味しくなるよ! 一緒にマヨネーズつけて食べようね」って誘ってくれていて、一緒に食べるのも楽しみだった。
でも、植えて間もない時に急に寒い日が続いてしまった。由希くんが「みんな、大丈夫かな?」って心配していた時に、俺は「大丈夫だよ、きっと」なんて、軽く無責任な返事をしてしまっていた……。実際、大丈夫ではなかった。あの時、何か枯れない対策を調べて、考えて。実行していれば良かったんだと、今でも後悔している。
きゅうりの苗が、寒さのせいでみるみる弱っていった。葉っぱが黄色くなりしおれていき、茎がぐにゃっと倒れて、完全に、枯れてしまった。
由希くんは、畑の前でそのきゅうりの苗をじっと見つめていた……悲しそうな目で。
「また復活するよね? 復活してね」と、枯れた葉っぱをなでるようにそっと触っていた。
俺はその姿を見て胸が痛くなり、苦しくなった。
由希くんが悲しむ姿を見るのが、耐えられなくて――。
でも、植えて間もない時に急に寒い日が続いてしまった。由希くんが「みんな、大丈夫かな?」って心配していた時に、俺は「大丈夫だよ、きっと」なんて、軽く無責任な返事をしてしまっていた……。実際、大丈夫ではなかった。あの時、何か枯れない対策を調べて、考えて。実行していれば良かったんだと、今でも後悔している。
きゅうりの苗が、寒さのせいでみるみる弱っていった。葉っぱが黄色くなりしおれていき、茎がぐにゃっと倒れて、完全に、枯れてしまった。
由希くんは、畑の前でそのきゅうりの苗をじっと見つめていた……悲しそうな目で。
「また復活するよね? 復活してね」と、枯れた葉っぱをなでるようにそっと触っていた。
俺はその姿を見て胸が痛くなり、苦しくなった。
由希くんが悲しむ姿を見るのが、耐えられなくて――。



