しかし、隼人は本当に良い彼氏だ。感謝の気持ちをすぐに伝えてくれて、何度もありがとうと言ってくれる、本当に優しい人間だ。こんな、豚になることも厭わない私と、何故付き合っているのだろう? 亜子さんとやらは、何で隼人と別れたのだろう? 隼人、顔だって悪くないし、性格も温厚でめっちゃいい奴なのに。『やっぱり隼人じゃなきゃダメなの‼』とか言いながら今更よりを戻しにきたりしないよね?
「……そんなの許さん‼」
人はどうして怒るとお腹が減るのだろう。勝手な妄想にブチギレて、勢い余って二個目のアイスに手を伸ばし、最早半分豚化している私を、【可愛い子豚ちゃん】と思って、どうか捨てないでくれ、隼人。
結局この日は二個目のアイスもしっかり完食して就寝。そして翌日、栄養指導を兼ねて隼人のお母さんの病室を伺う。
「失礼しまーす」
「待ってましたー」
明るく出迎えてくれた隼人のお母さん。
「お元気そうですね。朝食をあまり食べなかったようなので心配してました。昨日のパフェで胸やけしちゃいましたか?」
ここに来る前にした食べ残しチェックで、隼人のお母さんが今日、朝食を半分も食べていないことを確認していた。
「ううん。違うの。治療をしてないんだから、そりゃあ病気も進行しちゃうわよね。ここに来て一時的に食欲が戻ったことが奇跡なだけよ。転院前の食べられない状態に戻っただけ。心配しないで」
隼人のお母さんが淋し気な目をして笑った。
「……そんなの許さん‼」
人はどうして怒るとお腹が減るのだろう。勝手な妄想にブチギレて、勢い余って二個目のアイスに手を伸ばし、最早半分豚化している私を、【可愛い子豚ちゃん】と思って、どうか捨てないでくれ、隼人。
結局この日は二個目のアイスもしっかり完食して就寝。そして翌日、栄養指導を兼ねて隼人のお母さんの病室を伺う。
「失礼しまーす」
「待ってましたー」
明るく出迎えてくれた隼人のお母さん。
「お元気そうですね。朝食をあまり食べなかったようなので心配してました。昨日のパフェで胸やけしちゃいましたか?」
ここに来る前にした食べ残しチェックで、隼人のお母さんが今日、朝食を半分も食べていないことを確認していた。
「ううん。違うの。治療をしてないんだから、そりゃあ病気も進行しちゃうわよね。ここに来て一時的に食欲が戻ったことが奇跡なだけよ。転院前の食べられない状態に戻っただけ。心配しないで」
隼人のお母さんが淋し気な目をして笑った。



