「俺らが子供の頃に発売されて、今でも販売してるのはこの三種類だけっぽい。その中で一番美味しかったヤツが、【お母さんのハンバーグ】なんじゃないかな。今から買いに行こう」
スクっと立ち上がった隼人が、「ほら、行くよ」と私の腕を引っ張りあげた。
「イヤイヤイヤイヤ、根拠は⁉」
「看護師さんで忙しかったお母さんは、手早く美味しい料理が作りたい。作り直す時間もないから失敗出来ない。だとしたら、間違いなく美味しくなる市販の素を使ったんじゃないかな。思い出補正もあるかもしれないけど、そんなに美味しいハンバーグだったとしたら、販売終了にならずに今も売ってる素なんじゃない?」
隼人が「急げ急げ‼ 遅い時間だと素は売ってたとしても、肉が売り切れる‼」と私を急かす。
「たーしーかーにー‼ 隼人、天才‼ 行こう‼」
二人で仲良く手を繋ぎ、近所のスーパーへとダッシュ。無事にひき肉とハンバーグの素を購入し、隼人の部屋に戻って、ハンバーグを三個作成。フライパンで「じゅうじゅう」と良い音を鳴らせながら焼いていると、
「三種類のハンバーグを食べ比べなんて、子どもの頃なら考えられない贅沢だわ」
隼人が背後からひょこっと顔を出した。
スクっと立ち上がった隼人が、「ほら、行くよ」と私の腕を引っ張りあげた。
「イヤイヤイヤイヤ、根拠は⁉」
「看護師さんで忙しかったお母さんは、手早く美味しい料理が作りたい。作り直す時間もないから失敗出来ない。だとしたら、間違いなく美味しくなる市販の素を使ったんじゃないかな。思い出補正もあるかもしれないけど、そんなに美味しいハンバーグだったとしたら、販売終了にならずに今も売ってる素なんじゃない?」
隼人が「急げ急げ‼ 遅い時間だと素は売ってたとしても、肉が売り切れる‼」と私を急かす。
「たーしーかーにー‼ 隼人、天才‼ 行こう‼」
二人で仲良く手を繋ぎ、近所のスーパーへとダッシュ。無事にひき肉とハンバーグの素を購入し、隼人の部屋に戻って、ハンバーグを三個作成。フライパンで「じゅうじゅう」と良い音を鳴らせながら焼いていると、
「三種類のハンバーグを食べ比べなんて、子どもの頃なら考えられない贅沢だわ」
隼人が背後からひょこっと顔を出した。



