中学3年生になり、2週間が経った。
1週間経ったら直ぐに修学旅行があった。ただ仲良くない人達とつるむのは嫌だった。

1組 嫌い 。
2組 先生は好き 。でも生徒は1部嫌い 。
3組 嫌い 。
4組 1部嫌い 。
5組 俺のクラス 。1部苦手 。
6組 先生はお世話になってた 。俺もその先生が担任になることを願っていた 。だが現実は甘くない 。生徒は全員嫌い 。
7組 1部は好き 。でも他が嫌い 。

先生も 男も 女も 嫌い 。
ただ裏表激しいクズしかいない 。

「海斗ー!」

俺の事を呼んだのは 、友人の 河上大和(かわかみやまと)。こいつは良い奴 。

「おう 、なに?」
「いやーさ 、ここの累乗のやつなんだけどさ」
「あー、それは…この2が2つあってさ」
「おー!!ここだったんか!?ありがと!謎が解けたわ!」
「いーえ」

サッカー部のエースで後輩にモテるイケメン 。
ただ 少し抜けている 。

「おっはー!」
「大和おはよ!」
「おー!はよ!」

今、大和におはようと声をかけたのはクラスの女子たち 。こいつらは嫌い 。ただ仲のいい子が目の前から消えたらただただ女子の裏側スタート 。普通にキモイだろ 。

「2人ともおはよ」

今挨拶してくれたのがクラスの学級委員・桃田千聖(ももたちさと)。良い奴 、だと思う 。クラスのために頑張ってるのがわかる 。

「皆 、おはようございます 。」

教室のドアを開けたのは担任だった 。

「席に座ってください 。HRを始めますよ」

先生の声で 、今教室にいる人達は自分の席に戻った。