「…っ、」 声も出せないほど、美枝は泣いていた。 「…みんなは美枝に騙されてあんなことしたんじゃない。 みんなはただ大切な仲間を、美枝を、守りたかったんだよ?」 千春は車椅子に乗ったまま、1人静かに美枝の前へ行く。 「…あたし、知ってたよ。 美枝が、本当はあたしを想ってくれてたって」