私は今日も愛を叫ぶ

「お父さん、お母さん。嘘だよね!

私がいらない子なんて、嘘だよね!」

私はできる限り笑顔で聞いてみるとお父さんとお母さんは、眉間にシワを寄せた。

「聞いてたの?」

今までで聞いたことがないくらいの低い声。

「はぁ。聞いたならしょうがない。」

「そうよ。産むんじゃなかったわ。

アンタなんて大っ嫌い!」

ダイキライ…ダイキライ…大嫌い。

言葉を理解するには少し時間が掛かった。

私が聞きたかった言葉と真逆の言葉。

私の頬には一筋の水が流れる。

(ははっ、そっか。私は最初から誰にも愛されてなかったんだな。)

期待したのが馬鹿みたい。

期待は裏切られるためにあるのかな…。

ーもう期待なんてしないー

そう心に決めたら瞳に浮かんでいた光は力を無くした。

涙は止み、何も感じなくなった。

目に映る物に色は宿らなくなった。