面接官は「ふふっ」と含み笑いをしてから奥の部屋へと案内してくれた。

ここから先は、面接に受かった人だけが入れるらしい。

中には高身長の男子が居た。

吊り目で髪はボサボサ。

完全に話しかけるなオーラが放たれている。

ついこの前までの私みたい。

あ、あはは…笑えない。

沈黙が続いていると。

ーガチャ。

扉の音がした。

それと同時に光が射し込む。

すると人影が。

「どーも。るいだよー!」

私の目の前に信じられない光景が映っていた。