それから美容室を後にしたわたしたちはお腹がすいたので少し早めのお昼ご飯を食べることにした。
「お待たせいたしました。」
『うわ〜美味しそ〜』
目の前のオムライスにヨダレが垂れそうになるわたしに口角を上げたレンさんが早く食えと目で訴えてる。
『レンさん!ここのオムライスとっても美味しいです!』
ここは、百貨店の最上階にある洋食屋さん。
好きな食べ物を聞かれオムライスと答えると連れてきてくれた。
わたしと同じオムライスを食べるレンさん。
同じ食べ物を食べているとは思えないくらい絵になるその姿にちょっとだけ見惚れていたのはここだけの話。
