【完】オキナグサに愛を込めて



───お昼休みになった途端シホが走って来た。


「エマー!やっとだよ!さあ聞かせてもらおうか」


『は、はい…』


これから尋問を受けるようなシホの迫力に圧倒されながら人気の少ない中庭へ向かった。

シホには大声出さないでねと約束をして話し始めた。