「こうしてたら怖くねぇか?」 レンさんは左手をわたしの右手に重ね繋いでくれた。 ギュッと力を込めるとレンさんは優しく笑い同じくらい力を込めてくれた。 再び服の中へ入ってきた手はいとも簡単にブラのホックを外し、さらにブラウスのボタンにも手をかけた。 薄暗い部屋とはいえ、全く見えないわけではない。 両手で隠そうとしてもわたしの右手はレンさんに繋がれたまま。 左手で胸を隠すけど、 「エマ、手退けて」 レンさんによって左手も退かされてしまった。