これでも授業はまじめに受けてるから先生は疑うことなく保健室へ行くことを許可してくれた。
『…はぁっ…どこだろう』
どこにいるか、会えるのかも分からない中飛び出したい自分に呆れる
授業中だからやけに静かな廊下にわたしの足音が響く。
戻ろう。ちょうど昨日の夜更かしで眠いし保健室で休ませてもらおう。
そう考えると自然とあくびが出てきた。
保健室とは反対に走ってきたせいで保健室が遠くに感じる。
すっかり眠気がピークを迎えたわたしは目をこすりながら保健室を目指す。
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