『でもわたし、自信ないです…。レンさんの気持ち分からない…』


「エマちゃん…」


泣き出しそうなわたしにオロオロしているユウキさんとイチジョウさん。


そして、最悪のタイミングでレンさんが戻ってきた。


「お前らエマに何した」


泣き出しそうなわたしは、レンさんの目にはユウキさんとイチジョウさんが虐めてるように映っていたらしい。


「レンがいけないんだぞ」

負けじと反論するイチジョウさんと、

「そうだぞ、レンのせいだからな」

当たり前だと言いたげなユウキさん。



舌打ちをしたレンさんはわたしの手を引いて奥の部屋へと連れてきた。