「ちょっと出てくる、お前は絶対ここから出るな」
サザナミさんとシノノメさんが部屋を出てすぐレンさんは部屋を出ていった。
この部屋にはユウキさんとムラサメさんとわたし。
レンさんはそれから暫く戻ってこなかった。
レンさんが部屋を出て30分、アキトさんがやって来た。
……アキトさん?
扉を開けたアキトさんはそのまま固まってしまい瞬きも忘れていた。
『アキトさん?』
「え、エマちゃん……?」
「…はい?」
「どうしたの、その格好?」
『え、これですか?』
「いつものエマちゃんも可愛いけど今日はいつにも増してかわいいね」
『そ、そうですか!?ありがとうございます…』
恐れ多いです……。
