次の日から教室にはレンさんとイチジョウさんが来るようになった。
「シホちゃん、行こっか」
「カケルさんが来てくれたんですか!」
その大きな瞳を輝かせてイチジョウさんを見つめるシホ。
……ていうか、カケルさんって呼び方に変わってる。
「いくぞ」
シホとイチジョウさんを微笑ましく見ていると頭の上からレンさんの声が聞こえてきた。
『はい!』
それから席を立ったわたしの肩にレンさんの腕が回された。
……えっと、これはどういう状況??
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