「だってそうでもしなきゃエマちゃんと過ごせないでしょ?」


続けるアキトさんに、

「アキト、反省」

容赦ないユウキさん。


アキトさんは教室の隅で体操座りで反省を再開した。


「また何かされたら直ぐに言え」


『はい。』


レンさんの真っ直ぐな瞳に、声に、拒否は出来なかった。