【完】オキナグサに愛を込めて



───……今は放課後。

わたしは、体育館裏へと来ていた。



シホは先生に呼ばれて職員室へ言ってしまった。
誰もいない教室でシホを待っていると突然教室の扉が開いた。


「あんたがホシミヤエマ?」

『……はい。』


リボンの色は、3年生だ……。
走りの日には倉庫に居そうな先輩が3人。

「ちょっと来な」


そして連れてこられたのが体育館裏だった……。