まって、後輩くん

——カランカラン






そんな矢先に彼はやってきた。







彼女の表情見ればすぐに分かった。







今目の前にいるのが彼女の元恋人だと。









正直年下の俺に入る隙はないと思ってたし、彼女が話したいなら話せばいいと思っていた。









けれど彼女の困った顔を見ていても立ってもいられず、つい口を挟んでしまった。








一旦先輩を控え室へと誘導し彼に目線をおくる。








「君は姫菜の後輩かなにか??」








「はい、今は後輩です。今はですけど。あなたこそ今更何しにきたんですか?」





大人気なく強い口調になってしまう。




「ただの知り合いだよ。今日は忙しそうだし帰るね。お邪魔しちゃったね。また」







彼はそう言うと帰って行った。