まって、後輩くん

「……子供っぽいんだよね、姫菜は」


その一言で全てが終わった。


駅前のカフェの隅。飲みかけのアイスティーは氷が溶けて味が薄くなっている。


けれどそんな味の変化も分からないくらい私の頭は真っ白だった。



申し訳なさそうに彼は話を続けるけれど、正直何一つ頭には入ってこなかった。




「じゃあそろそろ解散にしよっか、じゃあね」




いつもは"またね"だったのに"じゃあね"なんだ……。




そんなことはもうどうでもいい。



——振られた。




その現実だけが何度も頭の中でループする。