嘘恋〜きっとあれは嘘じゃなかった〜

恋愛(実話)

嘘恋〜きっとあれは嘘じゃなかった〜
作品番号
1750277
最終更新
2025/04/25
総文字数
1,101
ページ数
5ページ
ステータス
未完結
PV数
17
いいね数
0
私は嘘のような本当の恋をした。
ひとつの偶然が、ひとつの嘘が、本気の恋になるなんて——
あの頃の私は、想像もしなかった。

ネットアプリ「ポ◯コロ」で出会った彼。
なぜか人が集まり、どこか目を引く存在だった。
「仲良くしようぜ」の一言から始まり、やがてLINEで毎日を共有するようになる。
画面越しなのに、距離はどんどん近づいていった。

そして、エイプリルフールの0時。
「とびっきりの嘘」が、お互いの気持ちを暴いた。

——「好きです。付き合ってください」

「一日だけの嘘恋」のはずが、
その気持ちは本物になっていた。

何度も別れを繰り返し
お互いに話さなくなった。

数年の沈黙を破って届いた一通のメッセージ。
そして、彼の“秘密”が明かされる。

——「俺、芸能人なんだけど」

ラジオ、ドラマ、映画。
どこかに自分を投影したようなセリフ、設定、言葉たち。
まるで私たちの恋が、物語になったかのようだった。

でも現実は、夢のままじゃいられない。

最後の「さよなら」は、本当に最後の言葉だった。
画面越しに生まれた恋は、画面越しに幕を閉じた。

それでも私は思う。

「出会ってくれてありがとう」

あの恋があったから、私は恋の痛みも、輝きも知った。
そして今、やっと言える。

これは、あの頃の私と、あの人の“本気の嘘”の物語。

あらすじ
ネットで出会った“彼”は、まさかの芸能人?


嘘か本当かわからない言葉に揺れながら、私は本気で恋をした。


すれ違い、別れ、再会、そして残された“さよなら”の言葉。


これは、忘れられない初恋の物語——。

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