また夕食でねと各部屋へ別れ詩織はコンコンと慶太の部屋をノックした。
ドアが開くと翔太くんが出てきたのだ。
「詩織ちゃん!」
「翔太くん!」
2人はハグをして詩織を部屋に入れた。
「昨日ありがとうね、わざわざ」
「ううん、今日の午前中に部活があったから帰らなくちゃいけなくてさ、今日は一緒にご飯食べれるよ」
「わーい、泊まるの?」
「泊まる、詩織ちゃんと一緒に寝ようかな〜」
「この部屋ダブルベッドだよ?寝れるかなぁ、3人は狭くない?」
翔太くんは笑っていた。
「寝てもいいんだ(笑)相変わらず面白いね、詩織ちゃんは」
ん?詩織は不思議そうな顔をしていた。
「おいおい、寝れるかなぁじゃねえだろ、詩織」
バスルームから慶太くんが出てきた。
「慶太くん、いたの?」
「いるよ、当たり前だろ(笑)」
「慶太くんも思うよね、翔太くんと3人はきついよね?」
「誰が翔太と寝ていいって言った?」
翔太くんはお腹を抱えて笑っている。
「僕も一応彼女いるんでごめんね、詩織ちゃん」
「そうなの?いつの間に?」
「大学入ってからかな〜」
「いつか会えるといいな(笑)」
「どうだろうね、兄貴と違って僕はまだ結婚は意識はしてないからな(笑)僕は結婚する子を会わすよ」
「俺だって結婚するから会わせたんだよ」
「学生結婚なんて無理だもん」
翔太くんも無理って思うのか……
「……やっぱり無理なのかな、慶太くん」
「大丈夫、生活は変わらないって決めただろ」
「うん、ありがとう」
「俺らは遠距離なんだから特別なんだよ」
3人で話しているとお父さんから電話があり、今日はホテルのバイキングを食べることになった。



