詩織は慶太が寝てるのを確認してシャワーを浴びに行った。
髪の毛と身体を洗い後ろでお団子に束ねていると後ろから両手で胸を掴まれた。
「キャッ、びっくりしたぁ」
「エロすぎてさぁ、我慢できなくなっちゃった」
「えっ、み、見えてたの?」
「うん、切り替えた(笑)」
「やだ、恥ずかしい……あんっ」
再び石鹸まみれになっていく。
「なぁ、松平(まつだいら)照久って誰?」
慶太は後ろからいきなり突いた。
「キャッ……」
詩織の腰を軽々と持ち上げて片足を持ち上げ詩織の中に入ってきた。
「あっ……」
慶太は詩織を抱えたままベッドに行き詩織の身体を拭きながらキスを落としていく。
「慶太くん、慶太くん……っ」
「詩織…可愛い…目開けて俺を見て」
詩織は目を開けた。
「何で泣いてるの?慶太くん」
「詩織が好き、寂しい」
詩織は手を伸ばして慶太の涙を拭いた。
「慶太くん、私も大好き、私も寂しいよ、だからプロになって迎えに来てよ、ねっ、約束だよ」
「うん、約束する、結果を残す」
ハァハァとベッドに横たわった。
「ごめん、強引で……詩織の電話が鳴って男の名前でヤキモチを妬いた」
自分が嫌になると弱気な事を珍しく言う慶太くん。
「さっき話した混合のペアの人だよ、まつだいらじゃなくてまつひらくん」
「オレ!と同じ苗字じゃないのか、チェッ」
キャハハと詩織は笑っていた。
そして詩織は慶太の胸に頭を乗せた。
「ねぇ、慶太くん、来年の春にさ……んー、やっぱりいいや」
「何だよ、言いかけてやめるなよ、気になる」
慶太は優しく頭を撫でてくれていて、眠気は覚めたようだ。
「上向いて、詩織」
「ん?」
「ちゅっ」
とキスをくれると抱きしめてくれた。
「話してくれ」
「笑わないでね」
「それは、ちょっと約束出来ないけどな……」
「もう〜むぅ」
ぷくっと頬を膨らませた。



