次の日にクラスマッチまでの1ヶ月の練習スケジュールを慶太が作り、クラスLINEに貼り付けされていた。
やっぱりこうなるよね〜と詩織は表を見ていた。
赤崎くんは川辺くんとバドミントンに出るんだ、そして指導者は私と怜奈
私はバスケットに出るから指導者は赤崎くん
「よく考えられてるよね、このスケジュール」
怜奈が言った。
「そうなの?」
「指導者をさ女子には男子を、男子には女子をちゃんと当てれてるし、部活にも行きやすいじゃん」
「へぇ〜、怜奈はよく気づくね」
夜、赤崎くんから詩織に電話がかかってきた。
「詩織、使ってないラケットとかない?」
「あるけど?」
「クラスマッチ終わるまで貸して欲しい」
「いいよ、どこに持って行けばいい?」
「寮の庭にでっかい木があるだろ?そこで」
電話を切ると、詩織はラケットを1本持ちそのまま部屋を出た。
既に慶太は待っていて、詩織は姿が見えると走って慶太の傍に行った。
「はい、どうぞ」
「ん、ありがとう…だけど」
「ん?」
「ノーブラにTシャツ、短パンで来るなよな」
詩織は急いで胸を押さえた。
「わ、わかる?」
「わかるよ、自覚しろ、詩織は胸がデカイ」
「外だから暗いしわからないと…」
「揺れ方でわかるし、男に会わなかった?」
「会ってな…あっ…」
「誰だよ、詩織の胸を揺れるのを見たのは」
慶太は近づいていった。
「知らない人だったよ、それに走ってないからわからないって、赤崎くんの姿が見えてから走ったんだから」
「はぁ、もう…マジで?」
詩織は頷いた。
慶太はその場にしゃがみこんだ。



