「相変わらずねぇ(笑)でも元気そうで良かった」
「昼しか休めない(笑)」
「無理しないでね」
「ありがとう」
「やっぱり競技が違うと合わせにくいよな」
慎吾が言った。
「上でやるにはね」と怜奈は笑っていた。
怜奈は今は自分のペースで楽しくバドミントンをやれていると聞いている。
「これ、書いてくれないか?」
慶太がポケットから1枚の紙を出した。
「慶太くん、用意が早いね」
「大会終わったらすぐに帰らなきゃいけないからな」
「慎吾が書きな」
「緊張するな」
「お前らもう結婚してんだぞ(笑)」
「慎吾は自分の名前書くのも震えてたからね」
「そりゃ背負うものが違うからな」
慎吾はゆっくり丁寧に名前を書いた。
「あと一人は考えてるの?」
「慶太くんのお父さんで良くない?うちは遠いからいいよ」
詩織がそう言うと
「もう1人は大会終わってすぐ母校に行く」
「えっ?」
「俺らの担任の先生」
「それは喜ぶだろうな」
「私たちも会いに行かない?慎吾」
「おう、いいな!」
「私は…行けないや」
「詩織」
「でもいいと思う、2年間お世話になったし、慶太くん達は3年間だもんね」
「行けないからって気を抜いて怪我とかするなよ、写真撮ってくるからな」
「うん!」
詩織は笑顔になった。
そしてタクシーで会社に帰ったのだった。
今回詩織はアジア団体の大会があり慶太くんのアジアカップ予選と日程が被っていたのだ。
「焦るな、赤崎(笑)」
「おう、もう慣れたよ(笑)俺らは引退したらゆっくりすると2人で決めたんだ」
「一緒にオリンピックを目指そうな慶太」
「もちろん」
その後男子バスケは2月の予選は突破して春からのアジアカップ本戦前…



