遠距離恋愛でも繋ぎ止めておきたい天然彼女が可愛いすぎる


部室には居残り組の人に広島のお菓子を部員に配った。

「夏休み取らせていただいてありがとうございます」

「ゆっくり休めた?」

「実は3キロも肥えてしまって(笑)また絞ります」

チームTシャツに着替えて指輪を財布にしまった。

遠征組のお菓子もメモを添え、テーブルに置いておいた。

もう1つ男子チームにもコーチにお土産を配ってくれるように渡して男女別の練習が始まった。


休憩の後、混合の練習が始まり久しぶりに松平くんと組むことに……

ラリーが止まる度にワンテンポ遅れてると松平くんに言われ、何度も注意されるのだ。

コーチには言われないのに…

今のはそっちのミスでしょと心の中で思う詩織

「すみません、着替えてきます」

練習の途中で詩織はコーチに言った。

ロッカーに戻り久々にイライラする。

「生理前だからかなぁ……」

確かに体重は増えたけど動きは自分では思わないんだけど、むしろ1週間の間、松平くんも混合をしてないのに私だけ言われなきゃいけないのかな…

水分を取り、Tシャツを替えて体育館に戻った。

それから練習終わりまでチクチクと松平くんに言われロッカーに戻った。

「詩織、大丈夫?」

「大丈夫じゃないです、イライラしてました」

「すぐわかったわ(笑)」

「そんなに遅れてましたか?」

「私達はそうは思わなかったけど松平くんがそう思ったのかもね」

「何か休んだ当てつけみたいに言ってきたんですけどー」


「どうだろうね(笑)歳が一緒だから遠慮がないんだろうけど」

「遠慮なく言ってとは言いましたが、言い方が気に入らないです!」

「2人で話しなさいな、お先に」

「お疲れ様でした」


詩織は着替えて小さなお土産を監督の部屋へ持って行った。